GETHA快眠環境ラボ

睡眠の質を向上するメリットと改善に必要な環境とは

 

毎晩の睡眠、満足していますか? 睡眠はその質によって、日中の仕事のパフォーマンスを左右します。
日々、睡眠の質が悪いなと感じてはいるものの、なかなか改善できないでいる、もしくは改善策を探しているという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、睡眠の質を向上させるメリットや改善方法をご紹介します。

睡眠の質を向上させるメリット

睡眠の質を向上させるとどんなメリットがあるのでしょうか。知ると、思わず睡眠の質を上げたくなってくるはずです。
そもそも睡眠の役割には、体や脳を休めて疲れを回復させることや、脳の記憶を定着させること、成長ホルモンによるケガの修復、ストレス発散などがあるといわれています。
 
質の高い睡眠を取った次の日は、疲労回復の末、体も脳もスッキリしていて、元気いっぱいに活動をスタートできます。
当然、頭脳は冴えわたり、仕事の質も上がります。そうすれば、仕事も充実し、金銭面、生活面、人間関係まで充実していき、すべてがうまくまわることでしょう。

睡眠の質が悪いなと思ったときの改善方法

 

今晩からすぐにでも睡眠の質を向上させたい、細菌、睡眠の質が悪いと思ったなら、ぜひ次の改善方法を試してみましょう。
 
・就寝前の行動を見直す
寝る直前に神経を高ぶらせるような激しい運動をしたり、入浴をしたり、PCやスマートフォンなどの強烈な光を見たり、お酒を飲んだりする行為は、すべて睡眠の質を下げるといわれています。
自律神経のうち、リラックス状態の副交感神経が優位になる状態をつくることがポイントです。
運動はストレッチ程度に留める、飲食・PC、スマホは控えるなど就寝前の環境を工夫しましょう。
 
・寝具を変える
布団やマットレス、枕などの寝具も睡眠に大きな影響を与えます。体に合っているか、重さや快適さはどうかなど一度見直してみましょう。
 
・光を活用する
朝、日光を浴びると「体内時計」という人間に備わる一日の活動と休息リズムがリセットされ、約14時間後に眠気が生じてくるといわれています。良いサイクルづくりに光を活用してみましょう。
 
・アプリを活用する
睡眠を記録するアプリや目覚ましアプリ、眠っている間の心拍数チェックをしてくれるアプリなど、質の高い睡眠を目指す人に便利な機能のあるスマートフォンアプリが多く出ています。
 
・音楽を活用する
癒しのBGMや睡眠導入音楽など眠りにつきやすい音楽が多数あります。自分に合った音楽を見つけてみましょう。

睡眠の質とマットレスのとの関係

 

ぐっすり眠って睡眠の質を高めたい場合、寝具が重要だと紹介しました。中でも、マットレスは睡眠の質と密接にかかわっています。
睡眠の質を高めるためには、人間が最も無理のない寝姿勢で寝る必要があります。ポイントは、できるだけ背骨のS字カーブが立っているときと同じ形をキープすること。
 
このことから、マットレスは体を横たえたときに沈み込みすぎても、かたすぎてもよくないのです。効果を期待するためには体の凹凸にきちんとフィットするものを自分自身できちんと選ぶことが重要です。

睡眠の質と枕との関係

もう一つ、寝具で重要なのは枕です。枕は高すぎても低すぎてもよくありません。朝起きたときに、枕がへこみすぎていたり、頭が枕から外れていたりする場合、合っていない可能性が高いです。
枕は、頭だけでなく、首までしっかりと支えられるものがいいといわれています。そのためには、自分に合った枕の高さを知ることが大切です。
高さは、横向き寝をするときのことも考えて、実際に寝てみて選ぶのをお勧めします。
 
大きさは、寝返りを打っても頭が枕から落ちないようなサイズを。また、素材は通気性、吸湿性の良いものがお勧めです。
 
睡眠の質はちょっとした工夫で向上させることができるものです。睡眠の質を上げれば、日中のパフォーマンスがよくなり、生活全部がうまく回るようになるというのは嬉しいもの。ぜひ改善策に取り組んでみましょう。

GETHAなら

睡眠に影響する寝室の三大環境要因としては、温湿度、音、光が挙げられます。それに加え、寝装具、空気(埃、ダニ、香りなど)、入浴、
就寝前の嗜好品摂取の影響など、睡眠衛生と総評される事項など様々です。
睡眠に問題のない健常人であっても、夏季の蒸し暑さや、就寝前のカフェイン摂取など、睡眠衛生が不適切であれば、容易に睡眠は障害されます。
より良い環境で、快適に眠ることは、健康な生活にもつながりますので是非皆さんも取り入れてくださいね。