GETHA快眠環境ラボ

腰や肩に負担をかけない!寝具を選ぶ際に知っておきたい体圧分散とは

 

ぐっすり眠れない、起きると体が痛い、眠りが浅いせいで朝から疲れているなど、眠りにまつわる悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?悩みの原因は、もしかすると寝具にあるかもしれません。

 

しかし、寝具は新しいものに変えれば良いというものではありません。腰や肩に負担をかけない適切な寝具を選ぶ必要があります。

ここでは快眠のための寝具選びを「体圧分散」のキーワードに着目してご紹介します。

よく眠れる寝具の条件とは

 

ぐっすり眠れる寝具に必要な条件は、「快適な寝姿勢」をとりやすいことです。

人は1日の30パーセントほどを睡眠時間に費やしています。この間ずっと負荷の掛かる姿勢をとり続けていると、質の良い睡眠をとることが難しいばかりか、体の不具合にもつながりかねません。

快適な姿勢をとることができる寝具のポイントは3つあります。

【1】必要以上に寝返りを打たなくて済む

【2】背骨のS字カーブが維持できる

【3】軟らかすぎず硬すぎず適度な弾力性で、しっかり体を支えてくれる

この3つのポイントに共通するキーワードが「体圧分散」です。

「体圧分散」って何?

体圧とは、睡眠時に体へ掛かる圧力のことです。体圧は寝具に接している首や肩、腰などに集中する傾向があります。このような体圧が高い部分では血管が圧迫され、痺れや痛み、違和感などが引き起こされやすくなってしまいます。

 

しかし逆に言えば、体圧を分散すれば血流がスムーズになり、痺れや痛みから解放されて快適な睡眠をとりやすくなるということです。

体圧分散と深い関係がある「寝返り」

体圧の一極集中は体の不調につながるもの。しかし人の体は良くできたもので、寝ている間でも自然に「寝返り」を打ち、体圧を分散しようとします。

ただし、寝返りにはデメリットもあります。あまり寝返りが頻繁になると深い眠りが妨げられ、質の良い睡眠からは遠ざかってしまうのです。

体に合っていない寝具を使用していると体圧を分散するための寝返りの回数が自然と増え、その結果眠りが浅くなってしまいます。

理想的な姿勢は「S字カーブ」

 

横から見たときに背骨が緩やかなS字ラインを描いている姿勢が、体にとって最も負担の少ない姿勢です。理想的なS字ラインは、首がやや前傾で胸椎は背中側にカーブを描き、腰椎がお腹側に寄っています。背骨がS字ラインを描いている状態が理想的であることは、寝ているときも同様です。

 

また、眠っている間の姿勢は寝具に左右されます。薄くて平版な敷布団の上で眠ると体重が掛かりやすい箇所に過剰な圧力が集中し、S字ラインを維持できなくなってしまいます。

腰や肩に負担をかけない寝具とは

 

人の体圧は大きく分けて、頭・胸・腰・足の4つのブロックごとに掛かります。腰、胸は特に重いため、柔らかいベッドマットや敷布団の上で眠ると腰と肩甲骨の辺りが沈み込んで、不自然な寝姿勢になってしまいがちです。

 

では、とにかく硬い寝具を選べば良いのかというと、そうではありません。硬過ぎるベッドマットで眠ると小さな血管が圧迫されて体が痺れたり、寝返りが打ちにくくなったりする可能性があるのです。そのため理想的な寝具は、体圧分散をしっかり行うことができる寝具であると言えるでしょう。最近では、体の特定の箇所に負担が掛からないように計算された製品が数多く販売されています。今後敷布団やベッドマットを選ぶ際は、ぜひ「体圧分散をきちんと考えて作られているか」に着目してください。

おわりに

寝具は質の高い睡眠を取る上で、非常に重要なアイテムです。眠りが浅く日中眠気が取れない方や、首や肩が慢性的に痛む方は、寝具を見直してみてはいかがでしょうか。寝具を替えるだけで、体が今までよりずっと楽になるかもしれません。

寝具は長く使用することになる可能性が高い上、毎日使用するアイテムです。後悔しないよう慎重に吟味してから購入しましょう。

GETHAなら

マットレスは手で押して3センチぐらい沈み込むのが良いとされています。ただし使用する人(性別、体重、骨格)の肉のつきかたによって、補うべきクッションの厚さは変わるので、自分に合った厚みや硬さを選ぶのが大切であります。
GETHAのマットレスは一般的な寝具と違い、「正反発」という特長を持っています。体圧を「正しく」分散することで、理想的な姿勢を保ちつつ寝返りも打ちやすくなりますので、今お使いの寝具の寝心地に不満を持っている方など、特におススメしたい商品です。